馬場 勉コラム
齢者の戯言

その8

青春時代を過ごした中央大学に思いをよせて

 昭和42年卒だから、既に80歳を超えている。大学の4年間は神田駿河台校舎で学んだ。御茶ノ水辺りは鮮明に記憶に刻まれている。中央大学は、明治18年(1885年)7月11日に創立しているから、140年の歴史が刻まれていることになる。中央大学の校歌は、草のみどりに風薫る丘に目映き白門を・・・と歌いつがれているが、現在の大学の環境は様変わりして、地勢は丘陵地であるが、風薫るみどりはさすがになく、ビル街の大学が多く存在する地区になっているが、校歌は昔を彷彿とさせる雰囲気を醸し出している。私は法学部を出て、不動産鑑定士を50年余り行っている。事務機等の変遷は著しいが、人間(私)そのものは、あまり変化なく年をとって生き延びてきた。

 過去には病気もしたが、今はこれといった持病もなく、元気に仕事をしながら、会議やら講演などに、それなりに忙しく行動している。新聞などで学歴が中央大学と表示されている先輩、後輩を問わず、立派な諸氏を拝見すると不思議と嬉しい気持ちになる。学歴は、生涯ついてまわるものだ。

 だから、出身校が立派になってほしい気持ちは、いくつになっても、身に染みついているものだ。不思議なものである。

 正月の恒例行事は”箱根駅伝”だ。伝統校だから、しっかりしてほしいと思っている。百円ショップの元祖(亡)矢野さんは、箱根駅伝が好きだった。私も往路・復路の優勝を期待している。夢を叶えてほしいよ!本当に頼む。応援しているから・・・。

 

令和6年7月23日記

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