馬場 勉のコラム
『自今生涯』
第143回
一日は長く、一年は短い
2013年12月28日
子供の頃は、時間の感覚がなかったが、年をとるにしたがって、一日が長く、しかし一年は早く、特色のある日は昨日のごとく思いだせる。先輩の話を総合すると同じようなことをいう。やることがないから、酒を飲んでいるとのことだ。まだ、私は現役を貫いているから、ましかもしれない。ただ、事務的な仕事は従業員に任せていて、重要な判断とか、物件を見に行くことだけは、必ずやっているからボケない。自分が思っているだけかな?
65才以上の4人に1人は、ボケ気味なのだと本に書いていたが、本当かなと思うが、外部と接触することが大切で、家にじっとこもっていれば、ことばも忘れるであろう。やはり、現役で最後まで頑張ることが大切だ。私はベットで亡くなるのではなく、ペンを握って、机の上であの世に行きたいと思うようになった。
最後の締めくくりで、“高野山”に先日参った。 12 月には珍しく雪が降った。雪景色もおつなものだ。
宿坊に泊まった。立派な本堂があり、広い境内に迷う。天然温泉が湧いているとの宿坊だった。
いずれにせよ、奥の院で空海上人にお会いしてきた。これで7周目が終わった。来年から8周目に入る。ガンバって遍路したいと考えている。
今年も押し迫って来た。あと数日になった。カレンダーの送付、年賀状の処理がひとまず終わったが、年々歳々、変化するため、タイムリミットに全てを把握することは困難だ。
だから、来年の年賀状を以下に参考のため記念に残しておきたいと思う。一足先によろしく!
ところで、今年は良かったですか、悪かったですか、あまり変化がなかったですか、(亡)島倉千代子さんの「人生いろいろ」を実感しましたが、本当にそう感じました。