馬場 勉のコラム
『自今生涯』
金環日食
岡山市の自宅で、今朝 5 月 21 日 7 時 28 分頃を中心に「部分日食」を見た。岡山では、金環日食とならなかったが最大 93 %が欠ける日食だった。年に数回は日食が地球上のどこかで起こっているようだが、日本列島で大掛かりに日食が見えるのは、平安時代の 1080 年以来 932 年ぶりとのことだから約 34 万日に 1 回発生したことになる。
その昔(1183年11月17日)、源平水島合戦で平家が勝ったのも日食の影響だという説がある。歴史上のミステリーではあるが…。
ニュートンという科学専門誌があり、その付録の観察用メガネで見ることができた。月の影は地表よりも速く東へ移動するため、日食は西からやってくるということのようです。それにしても理論上日食、月食等が長期間にわたり計算できることは素晴らしいことです。国立天文台は、日程等を公表しているが、私には詳細が良くわからないものの、とにかく天体ショーを楽しむことができて良かった。
コインパーキングを始めてから 100 円玉の大切さを再認識した。「ちりも積もれば山となる」のたとえ通り 100 円ずつ支払ってもらっても結構なお金になるものだ。初期投資とかリース代等経費はかかるが、夜寝ていても収入が入ることはよろしい。収益物件とはそういうものだろうけど、自らが働くことを考えれば申し分ないことです。お金の有り難味を身をもって感じ取っています。そんな単純な当たり前のことを今頃感じるのは年齢的にみれば遅すぎたともいえますが、今からでも遅くないでしょう。
スポーツクラブに通い始めてから、まだ日が経っていないが、皆勤で努めている。平均的に 2 時間以上は、スポーツジムにいることになる。
それにしても、元気な人が多いのに驚いている。特に年齢的に高齢者と思われる人が体力増強に励んでいるのには脱帽です。
先日の新聞の片隅に 73 才の渡辺玉枝さんという方が、エベレストに 2 度目の登頂に成功し女性の最年長記録を塗り替えたそうです。
エベレスト制覇は日本人では、 70 才と 75 才の時に 2 度登頂に成功した冒険家の三浦雄一郎さんが男性の最年長記録を持っている。男女を通じて最高齢登頂者は、 76 才で 2008 年にネパール人の男性登山家ミン・バハドゥール・シェルチャンさんが達成しているとのことです。
70 才以上でもエベレストに登頂を現実に実現しているのです。 70 才になっても、心身ともにまだまだこれからです。
昨日は 2012 年夏場所で平幕決戦で旭天鵬(きょくてんほう)が、平幕では 11 年ぶりの優勝を飾った。史上最年長 37 才 8 ヵ月の優勝は、1909年に優勝制度が制定されてから初めてのこと。年齢に関係なく若々しい相撲を取るから、まだこれから当分の間は相撲が取れそうだが、力勝負の相撲の世界では、 37 才 8 ヵ月は高齢者であることに間違いはないでしょう。
何れにせよ、若いものには負けないぞという気持でガンバッテいる人が、若者に与える影響は大きいであろう。私は、自分なりにあまり気張らずに鍛えてみようと思っているところである。