第125回(平成25年4月10日)

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「異次元」緩和策による官製(日本銀行)バブル化?


 岡山市内の桜は盛りを越え、散りだしている。このコラムも少しお休みしていたが、気持が落ち込んで書けなかった。その点プロの作家は、書くのが仕事とはいえ、期日までには間に合わせている。週刊新潮にコラムを掲載されている作家の渡辺淳一氏は、限られた字数の中に話を膨らませたり省略したりして、とにかく毎週コラムを書いて読者を魅惑し続けている。

 同誌の 4 月 4 日号では「さまざまな時が」というタイトルで書いている。結構話を膨らませられるものだと思った。私だったら単刀直入に書けば 5 分の 1 程度の字数で要約できると思うが、そこのところを読者に最後まで飽くことなく読ませるところはすごい。テクニックの持ち主である。

 最近のトピックスは、何といっても日本銀行新総裁黒田東彦氏が、考えられる限りの異次元の金融政策を、発言しかつ実行に移していることだ。前総裁白川方明氏からリーダーが代わっただけで、国民の気分が良くなり株式がうなぎ昇りになっている。富裕層による高級品の売れ行きが良いとのことだが、反面牛丼など一般庶民相手は値下げ方向に進んでいる。

 金持ちと貧乏人の二極化現象が、顕著になってきた。物価を 2 %インフレさせるためには、国民(サラリーマン)の懐に入るお金が多くならないことには、購買力は上昇しないだろう。だから、現実問題難しい目標であろう、と考えられるが…。景気が良くなることは、字の如く景色(経済や政治)によって、国民の気分がワクワクするように上向きになればよい、ということだろう。

 岡山市中心部では、まとまったマンション用地(広大地)は殆んど無い。駐車場か古いビル等の敷地に限られるため分譲マンション業者による入札が行われれば高値が付く可能性が大である。岡山中心部では不動産バブルが生じてもおかしくない。岡山市は人口が増加している為、注目しておく必要があるだろう。

 テレビや雑誌などの言葉や文章から、良いことをいうものだと、自分の人生を振り返ってみて、反省することがある。

 例えば、@運・勘・度胸がリーダーが成功する為の要件だとか、Aにっぽん縦断こころの旅で、鹿児島県大隈半島にある宇宙空間観測所を、思い出の場所としてお手紙を書いた人( 71 才の女性)は、「いろいろ悩みがあったが、人間なんて宇宙のチリにすぎない」と思ったら気分が落ち着いたとか、B「ただ今が一番若い時だ」と思い行動しなさいとのご請託。 85 才ぐらいのエライ先生の言葉に、本当にそうだと思ったり、C四国八十八ヵ所の 13 番札所大日寺の金(キム)住職が「我慢の先には、いいことが待っている」「大丈夫、何とかなる!」といったタイトルの本を出されている。読む者をして感動させてくれる。一読の価値ありと思う。D事業に成功するには、「情報・分析・戦略・決断」の各ポイントを掴み踏みだすことが必要というキャッチコピーのメッセージに、成る程と思った。

 以上のような次第で、私なりの悩みも死(リミット)まで 30 年と上からの目線で見れば淋しくなるが、まだ 30 年あると思って 1 日 1 日を 1 歩 1 歩過ごす(昇る)勇気を持つことが大切だと思った今日このごろです。

         

株式会社 馬場総合鑑定所

馬場 勉

 

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